ヨガを行う目的とは?

ヨガという言葉からどのようなものをイメージしますか?
ヨガは、気分転換に行うもの、呼吸法を身につけて基礎代謝をあげてダイエットの目的で行う人もいれば、美容・健康という意識を持っている人もいます。 ヨガは、インドがその発祥地で、自分の健康や美容のためだけでなく、ひとつのものに統合するといった意味合いを持っています。

ヨガをしている人が、ヨガを始めてから集中力が身につくようになった、健康やダイエットに役立てると思うのであれば、もちろんそれは構いませんが、健康を維持して美容とダイエットについてより良い方向を目指すには、呼吸と集中力、精神力、ふだんの食生活などが大きく関わり合っています。

ヨガは、精神的に奥深い部分に関わっており、人間なら誰でも持っているであろう自我や煩悩といったものを打ち破り、集中力を高めて、本当の自分と向き合い、自分探しをするといったことが、本場インドでのヨガ本来の目的と言えるでしょう。 とはいっても、ヨガの経験がない人や経験が少ない人に、ヨガの本質について問われても、なかなか難しいものですよね。まずは、自分に無理なく出来ることから始めていきましょう。

ヨガとスピリチュアル

ヨガは、体を動かす運動ではなく、素早い動きはなくその動作はゆったりとしたものです。 ヨガとスピリチュアルという言葉は、あまり結び付かないような気がしますが、 ヨガの本質を知るということは、人間の生命の本質を知るということでもあります。 人間は、肉体を持って生まれて育ち、成長を重ねますが、単なる見た目の体ではなく、命という魂の本質に触れ、宇宙とのつながり、人とのつながりなど、大変奥が深いものです。

不景気を反映してか、最近はスピリチュアルという言葉は、心の癒しといった意味にとらえられがちです。ともすれば、自分にとって都合のいい方向に運が向くように、スピリチュアルの世界や占いなどにこだわる人がいますが、ある意味ではふだんの自分を捨てて、無我の境地になるといった要素もヨガには存在します。

スピリチュアルという言葉が持つ本来の意味は、精神的・心霊的といった意味があり、アメリカの黒人が歌う黒人霊歌などは、スピリチュアルの本質とも言えるでしょう。 黒人の魂の歌であり、ヨガの本質にも近いものが感じられます。

ヨガとアーユルヴェーダの関係

アーユルヴェーダという言葉を耳にしたことがありますか?
アーユルヴェーダとは、インドの総合医学であり、哲学として知られています。一言では言いあらわせないほどの奥深い世界観があります。 ヨガとアーユルヴェーダの関係についてみると、アーユルヴェーダの思想に基づいた健康法と言われています。

ヨガ以外には、インド独自の伝統的なマッサージやアロマテラピー、ハーブを用いた自然療法なども、アーユルヴェーダに基づいていると言われています。 インドでは幅広い分野に渡り、アーユルヴェーダが取り入れられています。

最近は、ストレス社会を反映してか、癒し系のアロマテラピーサロンやアジア諸国の伝統的なマッサージを取り入れたお店が増えてきました。アーユルヴェーダの思想に基づいたインドの伝統的なマッサージのお店も増えてきて、ヨガを取り入れているところもあります。

アーユルヴェーダは、難しい学問や哲学といったものではなく、古代インドよりインドの人々の間で親しまれてきたものであり、生活の中にアーユルヴェーダが密着していて、ヨガもその中のひとつとして受け入れられています。

アーユルヴェーダの観点から見たヨガとは?

インドの伝統的なヨガは、世界中に伝わり、海外にも多数のヨガ愛好者がいます。アーユルヴェーダでは、ヨガは、自分の体質改善・健康維持として行うとともに、心身のバランスを整え、調和をはかるために行われる療法として、とらえられています。

ヨガは、長時間行う必要はありませんが、ヨガ初心者の方は、1日20分程度継続して行うことから始めてみるといいでしょう。 ヨガ独特の瞑想や呼吸法は、忙しい日常から意識を他に向けて、ストレス解消や気分転換とともに、自分自身に新しい生命力あふれるエネルギーを取り込み、「氣」を入れることにより、これまでの自分のエネルギーをより良いエネルギーに変換するといった意味合いもあります。

ヨガで精神力を磨く

インドでは、ヨガは精神的な修養、鍛錬、統一、といった意味を持ち、その中でもディアーナヨガは、瞑想により精神的な統一感が重視されており、バクティヨガでは、愛のヨガと呼ばれており、バクティヨガは、男女の恋愛を意味するものではなく、無償の愛や自己放棄の愛、献身的な愛、母性愛といった要素が強いものです。

ヨガには、ふだんの自分とは異なる超越した自己、または神のような精神力にまで高めるといった可能性を秘めていると考えられています。 ヨガの基本的な精神は、正直で無欲で、無欲、貞節であることとされています。

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