ピラティスとは

健康維持のために、ヨガとともに人気が高まっているのがピラティスです。 ピラティスは、20世紀初頭にドイツ人のピラティス氏が開発したエクササイズです。 ピラティスの始まりは、戦争で負傷した兵士たちが、体に負担の少ないリハビリとして考案されたことがきっかけでした。

全体的に動きが穏やかで、胸式呼吸が基本となっています。近年は、ダンサーやスポーツ選手などがリハビリやケガ防止に行う人が増えてきています。 全国各地で、ピラティス教室の人気が高まり、一般人の間でもよく知られるようになりました。 体の体幹部の筋肉を鍛えられるエクササイズで、健康維持に筋力をつけたい方、美しい姿勢を整えたい方に最適なエクササイズです。

ピラティスと医療

近年では、ヨガを医療の分野で取り入れている医療機関も少しずつ増えてきていますが、ピラティスもヨガと同様に、医療分野において注目されています。 医療の分野で取り入られているヨガは、医療ヨガと呼ばれるもので、体が不自由な人のリハビリを目的としており、本来のヨガをアレンジしたものです。

ピラティスについても同様で、とくに骨盤の歪みを矯正することを重視しています。骨盤矯正により、肩コリや腰痛などの体の痛みを軽減して、深い呼吸法で新陳代謝が活性化されて、免疫力とともに自然治癒力を高められます。

ヨガとピラティスは、いずれも独特の呼吸法を身につけて、正しい姿勢をとることで、体の痛みやコリをほぐして、健康維持に美容にと役立ちます。 体のコリをほぐすとともに、アンチエイジングを目指す人にもオススメです。

ピラティスの歴史とヨガの関係

ピラティスの歴史は、20世紀初めの第一次世界大戦の頃がその発祥とされています。
ドイツ人看護師のピラティス氏が、戦争の傷病兵士たちのリハビリに関わっていたことが、その始まりとされています。 ピラティスとヨガはよく比較されますが、ピラティスは、運動生理学やヨガ、武道、などさまざまな要素が盛り込まれているのが特徴ですね。

ピラティス氏は、1926年にアメリカに渡り、ニューヨークにピラティス専用のスタジオをオープンしました。スタジオでは、スポーツ選手や有名なダンサーなどに指導して、少しずつピラティスの知名度が上がってきました。
その後、1967年にピラティス氏が亡くなり、その後はスタジオに入門した弟子たちにより、ピラティスが広められ、90年代に入ると、ヨーロッパや中国、南米にまで広められました。日本でピラティスの名が知られるようになったのは、2000年以降のことです。

ピラティスには、ヨガの要素も盛り込まれています。ヨガのルーツをたどると、今から4000~5000年前にまでさかのぼりますが、ヨガから生まれたエクササイズは、ピラティスの他にもいろいろとあります。ヨガは、少しずつ形を変えながらも、世界各国で受け継がれています。

ヨガとピラティスの違いは?

ヨガとピラティスは、一見なんのつながりがないように見えますが、ピラティスはダンスやヨガなどの要素がふんだんに盛り込まれた内容となっています。 ピラティスのルーツは、ヨガにあると言ってもいいでしょう。

ピラティスは、骨盤矯正をメインにしたエクササイズです。ここ数年、骨盤の歪みが体の不調のもと、ということに注目され、さまざまなエクササイズや骨盤矯正グッズなどが開発されてきました。ピラティスは、道具を使う必要がなく、柔らかい床の上であれば、いつでもどこでも気軽にできるところは、ヨガと共通しています。

ピラティスは、大きく分けると2種類あります。イクイップメントピラティスは、ピラティスが発祥した頃にもっとも近いタイプで、負傷した兵士がベッドの上でできるピラティスです。マットピラティスは、マット1枚分のスペースでできるタイプで、運動が苦手な人や体力に自信がない人も、体にかける負担が少なくてすみます。

ヨガとピラティスが共通している部分は、激しい動きがなく、呼吸法を重視して運動神経の良しあしにかかわらず、できることです。 ヨガは、体を動かす要素が少ないタイプのものもあります。瞑想を中心に行うヨガでは、自分と他のものを融合・統一するといった精神面の鍛錬が重視されています。

ピラティスは、若い女性に大人気で、ピラティス教室は気分転換やストレス解消、ダイエットを目的として行う人が増えています。 ヨガは、静止のポーズが多いのが特徴で、リハビリとして導入されている医療ヨガは別として、伝統的なヨガでは、リハビリやトレーニングといった要素は、ほとんどみられません。

ヨガとピラティスでリハビリ

ヨガやピラティスを医療の現場で取り入れられている医療機関が少しずつ増えてきています。それでは、ヨガやピラティスを取り入れることにより、どのように改善されていくのでしょうか。

骨盤の歪みをとり、体全体のコリをほぐして、動脈の血液の流れを良くして、リンパ液の流れをスムーズにします。血流が良くなり、リンパの流れをスムーズにして、冷えやむくみの予防・改善対策にも最適です。 病気の症状そのものを改善するといった意味合いはなく、ヨガやピラティスを行うことによって、体質改善につながります。

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